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「文章を書くことの難しさ」

「文章を書くことの難しさ」

 文章を書くことは難しい。いろいろと考えていることはあるのだが、それを文章に起こすというのは、並大抵のことではないように感じる。例えば、目の前に花が咲いている。その花を見たときに、いろいろ感じることがあるはずである。「花が咲いている」では、状況を伝えることは一応できても、私が感じてることは伝えられない。書いている自分も不満足である。これが自分が考えていること、さらには自分が感じていることとなると、もっと難しくなってくる。・・・・そういえば、卒業論文も苦労したなぁ・・・修士論文は、もっと苦労したよなぁ・・・修士課程は3年行ったっけ(普通は2年で卒業します)・・・
 文章を書くということは、伝えたいことや自分の心の中に起こってきたことを的確に捕まえて、それを他人がわかる言葉にする作業である。会話や話し言葉だと、目の前にいる相手の反応を見て言い換えたり、補足したり、あるいは、相手がわからないことを聞いてくれたりすることで、伝えたいことがそれなりの精度で表現できる。
 ところが、文章となると、その相互理解のための作業なしで、伝えなくてはならない。となると、自分の感じていることや考えを会話の時以上に、正確に言葉にする必要が出てくる。それに加え、一つの意味だけでなく、いろいろなニュアンスもできれば伝えたい。となってくると、文章を書いては自分で読んでみて、「ああ、違う」と思い、人に見せては「これ意味がわからん」と言われ、悶絶する・・・・。この文章?もちろん、悶絶しながら書いています・・・。

十三カウンセリングルーム 酒林康雄
さけはやし1

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